アブルッツォ州

アブルッツォはアードリア海に沿った比較的南北に長い州であるが、その3分の2は産地で、残りの3分の1が丘陵地帯にある。州の西部には2,942mのグラン・サッソ山が、また中央部には2,793mのマイエッラ山が堂々たる山容を見せて、この州の大地の起伏の険しさを物語っている。州の主産業は農業と牧畜で、農村の過疎化が進んでいる。ワイン研究家のフラヴィーオ・コルッタはこの州の特徴を一口に「美と貧困」といい表している。こういう土地柄を反映してか、この地方の料理はラツィオやエミーリア−ロマーニャルケッタ、サラミに似たカンポトストのモルタデッラ、小だこの「煉獄風」煮込みなどがその例であるが、中でもギターのような道具の鉄線でパスタを押し切って作る切り口の四角いスパゲッティのマッケローニ−アッラ・キタッラはスパゲッティの原点を思わせる。
州都はラクィラ L'Aquila 。州はラクィラなど4県からなり、全ての県でワインを生産する。最近の生産量は35万 kl。D.O.C.ワインは有名な赤ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォと白ワインのトレッビアーノ・ダブルッツォの2つだけで、生産されるワインの9割はV.d.T.である。また、全ワインの5分の4が赤ワインである。
       
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