日本酒を使った化粧水の作り方

1.ビタミンE入り日本酒&酢ローション

材料
・酢 2cc
・日本酒 30cc
・市販のビタミンEのカプセル状剤5粒
・水 30cc
・グリセリン 小さじ2杯


作り方
日本酒30ccに酢2ccほどをいれて、水30ccを加える。これにグリセリン小匙2杯ほど(肌の乾燥状態にあわせて適宜、調節してください)を入れて、全体をよく振って混ぜ合わす。
ソフトカプセルのビタミンEの外側を、そっとつぶして中味のトロリとした部分を、この化粧水に加える。
だいたい5粒分くらいを入れると、効果が実感できますが、好みで加減してください。
弱酸性で、日本酒の保湿効果や美白効果も期待でき、水も加えているのでアルコールの刺激に弱い人にはおススメのローションですがだいたい10日くらいで使いきることを、目安にしてください。
使うたびに、たっぷりの化粧水にビタミンEのカプセル1個をつぶして手のひらのなかで混ぜ合わせてから、肌にマッサージするように塗ると、もっと効果的です。ビタミンEの効果は、目元などにかなり実感できます。
乾燥していく季節に向けた「美溶液」として、寝るまえに使用するといいと思います。

2.梅干入り日本酒化粧水

【材料
・日本酒 200cc
・梅干 5〜6個
・水 適量


【作り方
梅干を2〜3日水につけて塩抜きします。
塩抜きした梅干の水気をよく切ります。
容器に梅干と日本酒を入れてフタをし、1週間寝かせます。
梅干を取り出し、ガーゼでこせば出来上がりです。
日本酒の美白効果と、梅干の老化防止・シワや湿疹の改善効果で、美肌効果が期待できます。顔はもちろんひざやかかとなどのガサついたところに効果を発揮します。
出来上がった化粧水は冷蔵庫で保管し、1〜2週間で使い切るようにしましょう。

3.レモン入り日本酒化粧水

材料】
・日本酒 一升
・レモン 5個


作り方】
日本酒一升に対して、レモン5個をそのまま漬け込みます。そして、密封して、3ヶ月ほど放置しておきます。

4.日本酒緑茶ローション

【材料】
・日本酒 200ml
・緑茶茶葉 大さじ2〜3杯
・グリセリン 大さじ1杯

【作り方】
直接、火にかけることのできる急須や、鍋に日本酒と緑茶を入れる。
弱火で沸騰させないように2分くらいあたためる。(このくらいで、アルコール分は飛んでいるはずです)
そのまま、冷ましてから、ふきんやペーパータオルで濾して(少しくらいのお茶の葉が、気にならない人は濾す必要はないと思います)、グリセリンを大さじ1杯ほど加えて軽く振る。
特に、冷蔵庫にいれる必要はないと思いますが、アルコール分が飛んでいるため、はやめに使ってしまったほうが、いいようです。

今までは、日本酒だけのローションを使っていましたが、緑茶の効能も「シミを防ぐ」「美白」という点で優れています。緑茶は、もっとたっぷり使ってもよいです。
肌の性質によって、グリセリンの量は、調整してみてください。

5.ゆずの種ローション

【材料】
・ゆずの種 最低3個分
・日本酒 200cc
・密閉容器


【作り方】
ゆずの種を水洗いして、きれいにした後、半日くらい日光に当てて干す。
日本酒を、密閉容器に注いで、そのなかにゆずの種をいれる。
目安としては、だいたい、日本酒の3分の1くらいまで、ゆずの種がビンにはいっていれば、効果の高い「ゆずの種ローション」ができます。
冷暗所で、4週間以上ねかせておけば、トロリとしたヌルヌル部分がふえてくるので、使用するときは、自分の適量を濾して小びんなどにいれて冷蔵庫で、保管します。
肌が弱い人などは、できあがった柚子の種ローションを
湯煎に、1分くらいかけて、アルコール分をとばしてから使うといいでしょう。